ポストコロナ投信が期待する「医療ビジネス」
旗振り役は政府の「ソサエティ5.0」
2020年8月1日号
人は少ないが活気づく兜町
さすが証券業界は生き馬の目を射抜く世界である。自粛解除後、新型コロナウイルス感染は再び拡大中だが、そんななかで政府が経済活動再開の起爆剤として実施したのが「Go To トラベル」だ。手続きが複雑なうえ、東京都を除外したことで経済効果は半減した、という声もある。
だが、実は、経済を先取りするといわれる東証の株価はとっくに上昇を始めている。日本銀行が経済を支えるために無制限の国債購入と年間12兆円を株式市場に供給すると宣言したからだ。日銀の買いが始まるや、急落していた株価は3月下旬から上昇に転じた。早速、兜町に登場したのが「ポストコロナ投資信託」だ。
楽天投信投資顧問が6月中旬に「スモール・ジャイアント」という愛称を付けた投資信託「楽天・日本株マイクロキャップ」を発売して先陣を切れば...
人は少ないが活気づく兜町
さすが証券業界は生き馬の目を射抜く世界である。自粛解除後、新型コロナウイルス感染は再び拡大中だが、そんななかで政府が経済活動再開の起爆剤として実施したのが「Go To トラベル」だ。手続きが複雑なうえ、東京都を除外したことで経済効果は半減した、という声もある。
だが、実は、経済を先取りするといわれる東証の株価はとっくに上昇を始めている。日本銀行が経済を支えるために無制限の国債購入と年間12兆円を株式市場に供給すると宣言したからだ。日銀の買いが始まるや、急落していた株価は3月下旬から上昇に転じた。早速、兜町に登場したのが「ポストコロナ投資信託」だ。
楽天投信投資顧問が6月中旬に「スモール・ジャイアント」という愛称を付けた投資信託「楽天・日本株マイクロキャップ」を発売して先陣を切れば、7
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