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OBSERVER

東京医科大学病院薬剤部長 竹内裕紀

2020年8月1日号

MRとの対面は要所要所でいいーー新型コロナウイルス感染拡大の大変な時期だった今年4月に薬剤部長に就任されました。竹内 普段の状況とはまったく違うかたちで就任した。当院もコロナ対策で最大2病棟を充てた。ただ、この間、外部の仕事ができなかったので、むしろ部内のことを集中して把握できた。薬剤師は医師や看護師と同じく、防護服を着て、入院された患者さんの横で持参薬を確認。また、サプリメントの服用の有無などを聞いた。それ以外はよほどのことがない限り接触せず、必要に応じて指導をした。 この3ヵ月の影響は大きかった。外来も制限し、ICU(集中治療室)もコロナ患者を優先したので、手術も制限した。ほかの大学病院と同様に収入は減った。ーーMRへの対応は。竹内 緊急事態宣言中の訪問はなかったが、病院の対応としては絶対に来てはならないというわけではない。なるべく大事な用事で... MRとの対面は要所要所でいいーー新型コロナウイルス感染拡大の大変な時期だった今年4月に薬剤部長に就任されました。竹内 普段の状況とはまったく違うかたちで就任した。当院もコロナ対策で最大2病棟を充てた。ただ、この間、外部の仕事ができなかったので、むしろ部内のことを集中して把握できた。薬剤師は医師や看護師と同じく、防護服を着て、入院された患者さんの横で持参薬を確認。また、サプリメントの服用の有無などを聞いた。それ以外はよほどのことがない限り接触せず、必要に応じて指導をした。 この3ヵ月の影響は大きかった。外来も制限し、ICU(集中治療室)もコロナ患者を優先したので、手術も制限した。ほかの大学病院と同様に収入は減った。ーーMRへの対応は。竹内 緊急事態宣言中の訪問はなかったが、病院の対応としては絶対に来てはならないというわけではない。なるべく大事な用事でなけ

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