医薬経済オンライン

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身に染み着いた「伝道師」気質

武田テバに大鉈振るっても前向きな松森社長

2020年8月15日号

常に堂々と振る舞う  5年前の15年8月18日。日本薬学会の事務局のある長井記念館(東京都渋谷区)の一角で取材に応じてくれた。半袖Yシャツというラフな格好で、挨拶もそこそこに後発品の数量シェアを「80%」にまで引き上げる政府の数値目標について持論を語りだした。 「急に80%という数字が出て驚いたという話があるが、日本は環境が整えば後発品に置き換わる可能性が高い国だと思っている」  発言の主は松森ファーマコンサルティングの松森浩士代表。熱弁の様子は、古巣ファイザーでの「エスタブリッシュの伝道師」そのものだった。当時80%の数値目標については、さらなる設備投資を迫られる国内後発品メーカーから戸惑いの声が漏れていた。そのなかで松森氏は外資後発品メーカーの利点を指摘している。 「日本独特の工夫や外観をある程度考... 常に堂々と振る舞う  5年前の15年8月18日。日本薬学会の事務局のある長井記念館(東京都渋谷区)の一角で取材に応じてくれた。半袖Yシャツというラフな格好で、挨拶もそこそこに後発品の数量シェアを「80%」にまで引き上げる政府の数値目標について持論を語りだした。 「急に80%という数字が出て驚いたという話があるが、日本は環境が整えば後発品に置き換わる可能性が高い国だと思っている」  発言の主は松森ファーマコンサルティングの松森浩士代表。熱弁の様子は、古巣ファイザーでの「エスタブリッシュの伝道師」そのものだった。当時80%の数値目標については、さらなる設備投資を迫られる国内後発品メーカーから戸惑いの声が漏れていた。そのなかで松森氏は外資後発品メーカーの利点を指摘している。 「日本独特の工夫や外観をある程度考慮

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