瀕死「東芝」の救世主か中外・永山氏
取締役会議長に就任、国際感覚を生かせるか
2020年8月15日号
同友会代表幹事も期待される
今年、最も注目された株主総会のひとつが「東芝」だ。会社側提案の車谷暢昭社長以下、12人の取締役の選任に対し、筆頭株主で、「物言う株主」として知られる「エフィッシモ・キャピタル・マネジメント」が「ガバナンスの改革が不十分」と3人の社外取締役を追加するよう要求。加えて、外資系の「3D・オポチュニティ・マスター・ファンド」も別途、2人の社外取締役の選任を要求する議案を提出していたからだ。
7月末日に開かれた同社の株主総会はファンド側の提案を否決、会社側提案の取締役選任が可決された。実は、この役員選任の目玉が中外製薬名誉会長の永山治氏だ。11人が留任するなかで、唯一の新任取締役で、社外取締役を退任した小林喜光・前経済同友会代表幹事(三菱ケミカルホールディングス会長)に代わり、東芝の取締役会議長を引...
同友会代表幹事も期待される
今年、最も注目された株主総会のひとつが「東芝」だ。会社側提案の車谷暢昭社長以下、12人の取締役の選任に対し、筆頭株主で、「物言う株主」として知られる「エフィッシモ・キャピタル・マネジメント」が「ガバナンスの改革が不十分」と3人の社外取締役を追加するよう要求。加えて、外資系の「3D・オポチュニティ・マスター・ファンド」も別途、2人の社外取締役の選任を要求する議案を提出していたからだ。
7月末日に開かれた同社の株主総会はファンド側の提案を否決、会社側提案の取締役選任が可決された。実は、この役員選任の目玉が中外製薬名誉会長の永山治氏だ。11人が留任するなかで、唯一の新任取締役で、社外取締役を退任した小林喜光・前経済同友会代表幹事(三菱ケミカルホールディングス会長)に代わり、東芝の取締役会議長を引き
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