医薬経済オンライン

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【更新】薬局経営めぐり東京薬科大でお家騒動

源流は新旧理事会の権力闘争か

2020年9月1日号

事業が好調過ぎたのも一因か  薬科大学の名門、東京薬科大学と同大学が関連する財団法人との間で調剤薬局の経営権をめぐって騒動が続いている。焦点になっている薬局とは、東京都八王子市にある東海大学医学部付属八王子病院の正門前にある「東京薬科大学付属薬局」だ。  今西信幸前理事長時代に「薬学教育と生命科学の振興」を目的に薬局経営を計画。八王子市と東海大学との間で協議を行い、病院正門前の市有地を借りて開局した院外薬局である。もっとも、東京薬科大が直接、経営するのではなく、協議に基づき東京薬科大が設立する一般財団法人「東京薬科大学付属社会医療研究所」(社医研)が、東海大学系の望星薬局に委託する形態で14年に開局した。  だが、そこに起こったのが東京薬科大の経営権をめぐる〝政変〟だ。「都心への回帰」をめざす今西理事会... 事業が好調過ぎたのも一因か  薬科大学の名門、東京薬科大学と同大学が関連する財団法人との間で調剤薬局の経営権をめぐって騒動が続いている。焦点になっている薬局とは、東京都八王子市にある東海大学医学部付属八王子病院の正門前にある「東京薬科大学付属薬局」だ。  今西信幸前理事長時代に「薬学教育と生命科学の振興」を目的に薬局経営を計画。八王子市と東海大学との間で協議を行い、病院正門前の市有地を借りて開局した院外薬局である。もっとも、東京薬科大が直接、経営するのではなく、協議に基づき東京薬科大が設立する一般財団法人「東京薬科大学付属社会医療研究所」(社医研)が、東海大学系の望星薬局に委託する形態で14年に開局した。  だが、そこに起こったのが東京薬科大の経営権をめぐる〝政変〟だ。「都心への回帰」をめざす今西理事会に

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