鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜
PCR検査の場外乱闘はやめて学術的な討論の場を設けよ
第117回
2020年9月1日号
新型コロナウイルスの集団感染に見舞われた豪華客船ダイヤモンド・プリンセスが横浜に入港したのは今年2月。あれから、すでに半年以上が経過した。その間、新型コロナに関して数多の論争が巻き起こったが、その大きなアジェンダのひとつが、「PCR検査」であったのは間違いないだろう。 テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』でコメンテーターを務めるテレ朝社員・玉川徹氏や岡田晴恵氏とともに、児玉龍彦氏や上昌広氏、渋谷健司氏など、なぜか「東京大学医学部卒」のグループが、とにもかくにも「検査の拡充を」と「PCRシーヤ派」の論陣を張って来た。 これに対し、ツイッターを中心とするネット上では、多くの医師や識者が「偽陰性」「偽陽性」の問題を指摘しながら、「やみくもな検査拡大には反対」とPCRシーヤ派を批判してきた。検査そのものを否定しているわけではないので本人たちは不本意...
新型コロナウイルスの集団感染に見舞われた豪華客船ダイヤモンド・プリンセスが横浜に入港したのは今年2月。あれから、すでに半年以上が経過した。その間、新型コロナに関して数多の論争が巻き起こったが、その大きなアジェンダのひとつが、「PCR検査」であったのは間違いないだろう。 テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』でコメンテーターを務めるテレ朝社員・玉川徹氏や岡田晴恵氏とともに、児玉龍彦氏や上昌広氏、渋谷健司氏など、なぜか「東京大学医学部卒」のグループが、とにもかくにも「検査の拡充を」と「PCRシーヤ派」の論陣を張って来た。 これに対し、ツイッターを中心とするネット上では、多くの医師や識者が「偽陰性」「偽陽性」の問題を指摘しながら、「やみくもな検査拡大には反対」とPCRシーヤ派を批判してきた。検査そのものを否定しているわけではないので本人たちは不本意かも
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