医薬経済オンライン

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医薬品「在庫問題」に悩む病院に朗報か

ネット版現金問屋が登場、コロナ禍でも経営改善に

2020年9月15日号

 不動在庫とも呼ぶデッドストック医薬品を抱える病院にとっては朗報になりそうだ。「リバイバルドラッグ」が病院のデッドストック医薬品をネットで売買する事業を始めた。同社は調剤薬局同士がデッドストック医薬品をネットオークション方式で売買する仲介会社である。だが、最も多くのデッドストックを抱えているのは病院。しかし、病院は医薬品医療機器法で医薬品の売却を禁止されているため、費用を掛けて廃棄処分にしているのが現状だ。 リバイバルドラッグはかねて病院のデッドストック医薬品の売買を模索していたそうで、いま、世の中の流れが変わってきたと判断。ネットを活用した独自の入札方法で売買するという。 いわば、ネットを駆使した〝現金問屋〟の出現である。「偽ハーボニー事件」で世間に知られた東京・神田の現金問屋は悪者になっているが、リバイバルドラッグのほうは、薬機法に...  不動在庫とも呼ぶデッドストック医薬品を抱える病院にとっては朗報になりそうだ。「リバイバルドラッグ」が病院のデッドストック医薬品をネットで売買する事業を始めた。同社は調剤薬局同士がデッドストック医薬品をネットオークション方式で売買する仲介会社である。だが、最も多くのデッドストックを抱えているのは病院。しかし、病院は医薬品医療機器法で医薬品の売却を禁止されているため、費用を掛けて廃棄処分にしているのが現状だ。 リバイバルドラッグはかねて病院のデッドストック医薬品の売買を模索していたそうで、いま、世の中の流れが変わってきたと判断。ネットを活用した独自の入札方法で売買するという。 いわば、ネットを駆使した〝現金問屋〟の出現である。「偽ハーボニー事件」で世間に知られた東京・神田の現金問屋は悪者になっているが、リバイバルドラッグのほうは、薬機法に触れ

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