医薬経済オンライン

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菅人事は重要政策に「側近重用」

日医は田村厚労相頼みの“抱き着き”戦術

2020年10月1日号

「しっかり菅(義偉)首相を支えていきたい」  厚生労働副大臣に就任することが決まった三原じゅん子参院議員は9月18日、自民党本部で報道陣にそう抱負を語った。直接の“上司”となる田村憲久厚労相を軽く飛び越えてしまうあたり、菅首相との親交の深さをうかがわせる。  その人事とともに耳目を集めたのは、担当分野だ。基本的な所掌は、三原副大臣が「労働・子育て支援・年金・働き方改革」担当。もうひとりの山本博司副大臣(公明党)が「医療・福祉」担当というもの。「不妊治療への助成・保険適用など子どもを持つことに対する支援策」には両副大臣が関与するが、子宮頸がんワクチンと不妊治療に関しては、三原副大臣が主担当に就くことになった。菅カラーを発揮したい分野を三原副大臣に託した格好だ。  菅氏は無派閥ながら、大半の派閥の熱烈な支持を受け... 「しっかり菅(義偉)首相を支えていきたい」  厚生労働副大臣に就任することが決まった三原じゅん子参院議員は9月18日、自民党本部で報道陣にそう抱負を語った。直接の“上司”となる田村憲久厚労相を軽く飛び越えてしまうあたり、菅首相との親交の深さをうかがわせる。  その人事とともに耳目を集めたのは、担当分野だ。基本的な所掌は、三原副大臣が「労働・子育て支援・年金・働き方改革」担当。もうひとりの山本博司副大臣(公明党)が「医療・福祉」担当というもの。「不妊治療への助成・保険適用など子どもを持つことに対する支援策」には両副大臣が関与するが、子宮頸がんワクチンと不妊治療に関しては、三原副大臣が主担当に就くことになった。菅カラーを発揮したい分野を三原副大臣に託した格好だ。  菅氏は無派閥ながら、大半の派閥の熱烈な支持を受け、首

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