トクホ公取協発足で誇大広告は減るか
コロナ禍でテレビCM花盛り、消費者は見分けつかず
2020年10月1日号
健康ブームに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、テレビCMや新聞広告に「特定保健用食品(トクホ)」や「機能性表示食品」「健康食品」の広告が急増している。昨今のテレビや新聞はこうした健康志向食品の広告で支えられているのではないか、と思われるほどだ。
では、次に掲げた商品のうち、トクホ食品はどれかわかるだろうか。①明治の「ブルガリアヨーグルト」、②サントリーの「ロコモア」、③ロッテの「キシリトールガム」、④大正製薬の「おなかの脂肪が気になる方のタブレット」、⑤世田谷自然食品の「乳酸菌が入った青汁」、⑥2箱無料と謳う自然食研の「しじみ習慣」。答えは①と③がトクホ食品」、②と④は機能性表示食品、⑤と⑥はふつうの健康食品である。
トクホは人が左手を上に掲げ、もう片方の右手を斜め上に掲げたマークで知られるが、消費者庁...
健康ブームに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、テレビCMや新聞広告に「特定保健用食品(トクホ)」や「機能性表示食品」「健康食品」の広告が急増している。昨今のテレビや新聞はこうした健康志向食品の広告で支えられているのではないか、と思われるほどだ。
では、次に掲げた商品のうち、トクホ食品はどれかわかるだろうか。①明治の「ブルガリアヨーグルト」、②サントリーの「ロコモア」、③ロッテの「キシリトールガム」、④大正製薬の「おなかの脂肪が気になる方のタブレット」、⑤世田谷自然食品の「乳酸菌が入った青汁」、⑥2箱無料と謳う自然食研の「しじみ習慣」。答えは①と③がトクホ食品」、②と④は機能性表示食品、⑤と⑥はふつうの健康食品である。
トクホは人が左手を上に掲げ、もう片方の右手を斜め上に掲げたマークで知られるが、消費者庁が許
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