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平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜

自衛隊の非正規幹部による弊害③

第109回

琉球大学医学部 非常勤講師 照井資規

2020年10月1日号

 前回(9月15日号)で述べたとおり、自衛隊には創隊以来の組織上の大きな問題が2つある。ひとつは単一の価値観しかないこと、もうひとつは他国軍隊のように准士官制度が充実していないことだ。  図1「自衛官の階級構成と幹部の比率」にあるように、陸上、海上、航空自衛隊のいずれも、防衛組織として最も人数が多くなければならない階級層の「士」が20%に満たない。また「幹部内比率」を見ると、陸上、海上自衛隊では約20%、航空自衛隊では10%を「その他」の幹部が占める。  その他の幹部とは、それぞれの自衛隊において曹長・准尉に昇任した者のなかで、入校時に36歳以上50歳未満のなかから選抜されて任官する幹部であり、これは正規の幹部教育を受けていない非正規の幹部だ。図1から自衛隊の人員構成とは、頭脳に相当する「幹部」の約10~20%が非正規の幹...  前回(9月15日号)で述べたとおり、自衛隊には創隊以来の組織上の大きな問題が2つある。ひとつは単一の価値観しかないこと、もうひとつは他国軍隊のように准士官制度が充実していないことだ。  図1「自衛官の階級構成と幹部の比率」にあるように、陸上、海上、航空自衛隊のいずれも、防衛組織として最も人数が多くなければならない階級層の「士」が20%に満たない。また「幹部内比率」を見ると、陸上、海上自衛隊では約20%、航空自衛隊では10%を「その他」の幹部が占める。  その他の幹部とは、それぞれの自衛隊において曹長・准尉に昇任した者のなかで、入校時に36歳以上50歳未満のなかから選抜されて任官する幹部であり、これは正規の幹部教育を受けていない非正規の幹部だ。図1から自衛隊の人員構成とは、頭脳に相当する「幹部」の約10~20%が非正規の幹部

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