厚労省分割「4度目の正直」なるか
立役者が勢揃いした菅内閣
神戸市議会議員・元国会議員政策秘書 岡田裕二
2020年10月15日号
大きすぎてまな板に乗らない?
「コロナが収束した段階で、(組織のあり方を)検証していく」
9月の総裁選を前に、新聞のインタビューに応えた菅義偉官房長官(当時)は、厚生労働省の組織再編について問われ、こう答えた。菅内閣は「国民のために働く内閣」と自称しているが、筆者に言わせれば、安倍晋三前首相ほどイデオロギー的なこだわりのない菅首相は、行政のデジタル化を進める「デジタル庁」の創設を筆頭に、「行革内閣」として邁進していくことになると予測する。すでに「脱ハンコ」が先行しているが、その流れのなかで厚労省分割を俎上に載せるのは間違いない。
そもそも麻生太郎財務相、加藤勝信官房長官、田村憲久厚労相、小泉進次郎環境相、そして河野太郎行政改革担当相と、過去に3度盛り上がった厚労省分割論議の立役者が勢揃いだ。
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大きすぎてまな板に乗らない?
「コロナが収束した段階で、(組織のあり方を)検証していく」
9月の総裁選を前に、新聞のインタビューに応えた菅義偉官房長官(当時)は、厚生労働省の組織再編について問われ、こう答えた。菅内閣は「国民のために働く内閣」と自称しているが、筆者に言わせれば、安倍晋三前首相ほどイデオロギー的なこだわりのない菅首相は、行政のデジタル化を進める「デジタル庁」の創設を筆頭に、「行革内閣」として邁進していくことになると予測する。すでに「脱ハンコ」が先行しているが、その流れのなかで厚労省分割を俎上に載せるのは間違いない。
そもそも麻生太郎財務相、加藤勝信官房長官、田村憲久厚労相、小泉進次郎環境相、そして河野太郎行政改革担当相と、過去に3度盛り上がった厚労省分割論議の立役者が勢揃いだ。
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