医薬経済オンライン

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ポピュリズム政治に巻き込まれる製薬業界

年末に感じる「まだ安倍政権がマシだった」

2020年10月15日号

財務省の逆襲が始まる  早くも菅義偉首相の強権政治が発動された。  日本学術会議の会員に推薦された105人のうち6人について、菅首相が任命を拒否した。その理由について「総合的、俯瞰的に」「法に基づいて」などと曖昧な説明を繰り返す。官房長官時代に培った質問に対し高圧的に回答する手法を存分に発揮した。野党や学会は猛反発しているが、自民党内は「見直しは当然」との意見が多数を占めている。ネット上での罵詈雑言、も含め、まさに蜂の巣をつつく騒ぎである。  自民党のあるベテラン議員の秘書はこう語る。 「既得権益に立ち向かう首相の姿勢と評価されるか、強権と批判されるか。そして支持率にどう跳ね返るかで、首相の態度も変化する」  こうした空気を読んでなのか、菅首相が内閣の目玉人事とした河野太郎行政・規制... 財務省の逆襲が始まる  早くも菅義偉首相の強権政治が発動された。  日本学術会議の会員に推薦された105人のうち6人について、菅首相が任命を拒否した。その理由について「総合的、俯瞰的に」「法に基づいて」などと曖昧な説明を繰り返す。官房長官時代に培った質問に対し高圧的に回答する手法を存分に発揮した。野党や学会は猛反発しているが、自民党内は「見直しは当然」との意見が多数を占めている。ネット上での罵詈雑言、も含め、まさに蜂の巣をつつく騒ぎである。  自民党のあるベテラン議員の秘書はこう語る。 「既得権益に立ち向かう首相の姿勢と評価されるか、強権と批判されるか。そして支持率にどう跳ね返るかで、首相の態度も変化する」  こうした空気を読んでなのか、菅首相が内閣の目玉人事とした河野太郎行政・規制改

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