医薬経済オンライン

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眺望 医薬街道

「メディカルフィットネス」の普及啓発を

近藤正觀

2020年11月1日号

 フィットネスクラブは全国に点在するが、「メディカルフィットネス」があるのをご存じだろうか。日本は高齢化社会を超え、超高齢化社会に突入している。今後は「75歳以上の後期高齢者」が増大する期間が続く。後期高齢者の医療費自己負担が論議となるだろうが、ない袖は振れないのが現実だ。22年度には後期高齢者の順次2割負担が導入される見込みだ。  厚生労働省は「健康寿命」と「平均寿命」の差を埋めようとしている。健康寿命を長くすれば寝たきり状態を短くできるとの考えだ。寝たきり状態が短くなれば医療費も軽減されるという目論見もある。一般論としては、この寿命の差は10年と言われている。この10年を「どうにか健康レベル」で生きるのか、寝たきりで生きるのかということになる。また、いつ、どこで、どう死ぬかは選べないので、この時期は早めのエンディングノートというこ...  フィットネスクラブは全国に点在するが、「メディカルフィットネス」があるのをご存じだろうか。日本は高齢化社会を超え、超高齢化社会に突入している。今後は「75歳以上の後期高齢者」が増大する期間が続く。後期高齢者の医療費自己負担が論議となるだろうが、ない袖は振れないのが現実だ。22年度には後期高齢者の順次2割負担が導入される見込みだ。  厚生労働省は「健康寿命」と「平均寿命」の差を埋めようとしている。健康寿命を長くすれば寝たきり状態を短くできるとの考えだ。寝たきり状態が短くなれば医療費も軽減されるという目論見もある。一般論としては、この寿命の差は10年と言われている。この10年を「どうにか健康レベル」で生きるのか、寝たきりで生きるのかということになる。また、いつ、どこで、どう死ぬかは選べないので、この時期は早めのエンディングノートということに

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