医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

ワクチン市場がコロナで大荒れ

小児の予防接種が一時停滞、インフルは需要予測に変動要素も

㈱薬新 井高恭彦

2020年11月1日号

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、小児の予防接種ワクチンやインフルエンザワクチンの出荷にも波及している。  小児ワクチンの予防接種は、新型コロナ感染が猛威を振るい始めた2月以降、数ヵ月間、減少した。保護者が感染を恐れて医療機関の受診を控えたためだ。厚生労働省や自治体の呼びかけもあり、いまは持ち直してきたが、新型コロナ禍での接種減少は小児だけでなく、成人を含めたワクチン全体に及んでいる可能性もある。  感染症専門医は「本来接種すべき人が接種しないと、将来、特定の感染症が増加する可能性がある。受けそびれた場合は、接種効果が認められる期間に、できるだけ早く接種してほしい」と訴えている。  新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、小児の予防接種ワクチンやインフルエンザワクチンの出荷にも波及している。  小児ワクチンの予防接種は、新型コロナ感染が猛威を振るい始めた2月以降、数ヵ月間、減少した。保護者が感染を恐れて医療機関の受診を控えたためだ。厚生労働省や自治体の呼びかけもあり、いまは持ち直してきたが、新型コロナ禍での接種減少は小児だけでなく、成人を含めたワクチン全体に及んでいる可能性もある。  感染症専門医は「本来接種すべき人が接種しないと、将来、特定の感染症が増加する可能性がある。受けそびれた場合は、接種効果が認められる期間に、できるだけ早く接種してほしい」と訴えている。

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence