眺望 医薬街道
かかりつけ医の役割を周知徹底することだ
近藤正觀
2020年11月15日号
11月5日、厚生労働省の社会保障審議会医療部会で、地域医療構想に関して「かかりつけ医」機能の強化が議論された。今年は新型コロナウイルス感染症の蔓延があり、医療体制が逼迫するという異常事態に陥った。現在インフルエンザとの同時流行が懸念されるなか、患者に最も近いところにいる「かかりつけ医」の役割は重要だ。
厚労省のかかりつけ医の定義によれば、「何でも相談できるうえ、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医・専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」という。その機能として4点を挙げているが、患者の疾患情報を把握し、地域の医療機関と情報を共有し、必要な紹介を行い、また在宅医療を推進し、患者や家族に対して地域医療に関して適切かつわかりやすい情報の提供を行う医師に集約される。
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11月5日、厚生労働省の社会保障審議会医療部会で、地域医療構想に関して「かかりつけ医」機能の強化が議論された。今年は新型コロナウイルス感染症の蔓延があり、医療体制が逼迫するという異常事態に陥った。現在インフルエンザとの同時流行が懸念されるなか、患者に最も近いところにいる「かかりつけ医」の役割は重要だ。
厚労省のかかりつけ医の定義によれば、「何でも相談できるうえ、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医・専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」という。その機能として4点を挙げているが、患者の疾患情報を把握し、地域の医療機関と情報を共有し、必要な紹介を行い、また在宅医療を推進し、患者や家族に対して地域医療に関して適切かつわかりやすい情報の提供を行う医師に集約される。
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