医薬経済オンライン

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業績の「明暗」分かれたドラッグストア

調剤と化粧品で格差、新たな敵も登場

2020年11月15日号

日医会館の横にウエルシアの薬局がある  売上高拡大が続き、我が世の春を謳歌してきたドラッグストア業界。相変わらず、新型コロナウイルス感染拡大の〝特需〟を取り込み業績が好調だったドラッグストアは少なくない。だが、19年10月の消費税増税前の駆け込み需要の反動減を克服したチェーンとそうでないチェーンの既存店売上高では明暗が分かれている。しかも日本医師会からはドラッグストアの調剤部門についてコロナ禍の現状でも病院、診療所ほど減っていないとする「儲け過ぎ」批判まで出ている。 儲け過ぎ批判の対象が拡大  8月26日の日医の定例記者会見。松本吉郎常任理事はコロナ禍が長引くなかで「病院、診療所の医業利益率がマイナスになっている」と現状について説明した。そのうえで矛先を調剤薬局チェーンやドラッグストアの調剤事業に向けた。ド... 日医会館の横にウエルシアの薬局がある  売上高拡大が続き、我が世の春を謳歌してきたドラッグストア業界。相変わらず、新型コロナウイルス感染拡大の〝特需〟を取り込み業績が好調だったドラッグストアは少なくない。だが、19年10月の消費税増税前の駆け込み需要の反動減を克服したチェーンとそうでないチェーンの既存店売上高では明暗が分かれている。しかも日本医師会からはドラッグストアの調剤部門についてコロナ禍の現状でも病院、診療所ほど減っていないとする「儲け過ぎ」批判まで出ている。 儲け過ぎ批判の対象が拡大  8月26日の日医の定例記者会見。松本吉郎常任理事はコロナ禍が長引くなかで「病院、診療所の医業利益率がマイナスになっている」と現状について説明した。そのうえで矛先を調剤薬局チェーンやドラッグストアの調剤事業に向けた。ドラッ

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