鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜
新型コロナ感染再拡大に備え 冬季限定の「自粛要請」を
第122回
鳥集徹
2020年11月15日号
新型コロナウイルスに翻弄された今年も、あと1ヵ月余りで終わろうとしている。ついこの間まで半袖、短パンで学校に通っていた息子も、とうとう長袖Tシャツやトレーナーを着るようになった。
寒くなってくると、懸念されるのが新型コロナの再流行だ。すでに北海道では10月下旬から陽性者数が増え始めている。まだ重症者数や死亡者数は低い水準で推移しているが、このペースで増え続けると、医療機関が逼迫してくるのではないかと心配だ。
なぜ、北海道で逸早く再流行の兆しが出てきたのか。その理由のひとつとして言われているのが、冬になると換気が悪くなることだ。ご存知のとおり、北海道では二重窓にして、暖房の熱を逃さない工夫をしている家が多い。その気密性の高さが仇になって、感染を広げていると指摘されているのだ。
興味深いことに、同じような...
新型コロナウイルスに翻弄された今年も、あと1ヵ月余りで終わろうとしている。ついこの間まで半袖、短パンで学校に通っていた息子も、とうとう長袖Tシャツやトレーナーを着るようになった。
寒くなってくると、懸念されるのが新型コロナの再流行だ。すでに北海道では10月下旬から陽性者数が増え始めている。まだ重症者数や死亡者数は低い水準で推移しているが、このペースで増え続けると、医療機関が逼迫してくるのではないかと心配だ。
なぜ、北海道で逸早く再流行の兆しが出てきたのか。その理由のひとつとして言われているのが、冬になると換気が悪くなることだ。ご存知のとおり、北海道では二重窓にして、暖房の熱を逃さない工夫をしている家が多い。その気密性の高さが仇になって、感染を広げていると指摘されているのだ。
興味深いことに、同じようなこ
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