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2020年12月1日号

米心臓協会学術集会、期待の新薬の開発順調  米国心臓協会は11月13〜17日の3日間、ダラスで学術集会を実施した。  米サイトキネティクスは心不全治療薬「心筋ミオシン活性因子オメカムチブ メルカルビル」のデータを発表した。同社は10月に第Ⅲ相試験で主要評価項目を達成したと明らかにしていたが、学会ではさらに詳しい内容を示した。  治験は8256人の症候性慢性心不全が参加し、オメカムチブ メルカルビル群とプラセボ群に分け標準療法と併用して投与した。被験者は標準療法による治療が順調であるものの入院や心疾患死のハイリスクにあると認められた患者。主要評価項目は心血管死もしくは最初の心不全イベントリスクの減少とした。心不全イベントの発症率はオメカムチブ メルカルビル群で37%、プラセボ群で39.1%となりオメカムチブ メルカルビルの有効性が... 米心臓協会学術集会、期待の新薬の開発順調  米国心臓協会は11月13〜17日の3日間、ダラスで学術集会を実施した。  米サイトキネティクスは心不全治療薬「心筋ミオシン活性因子オメカムチブ メルカルビル」のデータを発表した。同社は10月に第Ⅲ相試験で主要評価項目を達成したと明らかにしていたが、学会ではさらに詳しい内容を示した。  治験は8256人の症候性慢性心不全が参加し、オメカムチブ メルカルビル群とプラセボ群に分け標準療法と併用して投与した。被験者は標準療法による治療が順調であるものの入院や心疾患死のハイリスクにあると認められた患者。主要評価項目は心血管死もしくは最初の心不全イベントリスクの減少とした。心不全イベントの発症率はオメカムチブ メルカルビル群で37%、プラセボ群で39.1%となりオメカムチブ メルカルビルの有効性が確

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