医薬経済オンライン

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河野改革相で花開くか「コンビニOTC薬販売」

ローソンはテレビ電話販売構想で再挑戦

2020年12月1日号

「医薬品はぜひ扱いたい商品の筆頭だ」(ある大手コンビニエンスストアチェーン首脳)。他のコンビニ大手首脳も口を揃えるものの、コンビニでの医薬品販売はなかなか広がりを見せない。医薬品販売規制の壁が立ちはだかっているからだ。しかし、ここで少し風向きが変わってきている。河野太郎行政改革担当相が、OTC薬の販売にあたって、もう一段の規制緩和を進めるような発言をしたからだ。果たしてコンビニでの医薬品販売は広がりを見せるのか。 高収益商材を扱えず  現在、コンビニ大手3社のOTC薬の販売はどうなっているのか見てみたい。最大手のセブン―イレブン・ジャパンでは取り扱い店が50店未満、業界2位のファミリーマートも提携しているドラッグストアとの一体型店を含め100店未満、先行しているローソンでさえ、今年2月末の時点で222店、調剤薬局併設型の店舗が49店という状... 「医薬品はぜひ扱いたい商品の筆頭だ」(ある大手コンビニエンスストアチェーン首脳)。他のコンビニ大手首脳も口を揃えるものの、コンビニでの医薬品販売はなかなか広がりを見せない。医薬品販売規制の壁が立ちはだかっているからだ。しかし、ここで少し風向きが変わってきている。河野太郎行政改革担当相が、OTC薬の販売にあたって、もう一段の規制緩和を進めるような発言をしたからだ。果たしてコンビニでの医薬品販売は広がりを見せるのか。 高収益商材を扱えず  現在、コンビニ大手3社のOTC薬の販売はどうなっているのか見てみたい。最大手のセブン―イレブン・ジャパンでは取り扱い店が50店未満、業界2位のファミリーマートも提携しているドラッグストアとの一体型店を含め100店未満、先行しているローソンでさえ、今年2月末の時点で222店、調剤薬局併設型の店舗が49店という状況

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