医薬経済オンライン

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中堅ドラッグストアに迫る「氷河期」

コロナ禍で既存店不振が深刻に

2020年12月15日号

 中堅ドラッグストアが変調を来している。ドラッグストアは業界全体が堅調な成長のイメージが強いが、それは大手だけであり、中堅では苦戦するチェーンも目立ち始めている。何が原因なのか。このまま格差が開いてしまうのか。ドラッグストア業界は新局面に足を踏み入れた。 増えすぎではないか  ドラッグストア業界は大手を中心にいまだに出店攻勢が続いており、業界の成長も続いている。19年度の業界の総店舗数は前年度よりも約400店増えて2万631店、売上高も前年比5.7%増の7兆6859億円だ。業界では「まだまだ業界全体としては伸びる余地があるのではないか」(ドラッグストア首脳)という見方も根強い。  ところが、競合先のコンビニエンスストアはまったく異なる見方を示す。大手コンビニ幹部はこう強調した。 「ドラッグストアは増え過ぎではないか」 ...  中堅ドラッグストアが変調を来している。ドラッグストアは業界全体が堅調な成長のイメージが強いが、それは大手だけであり、中堅では苦戦するチェーンも目立ち始めている。何が原因なのか。このまま格差が開いてしまうのか。ドラッグストア業界は新局面に足を踏み入れた。 増えすぎではないか  ドラッグストア業界は大手を中心にいまだに出店攻勢が続いており、業界の成長も続いている。19年度の業界の総店舗数は前年度よりも約400店増えて2万631店、売上高も前年比5.7%増の7兆6859億円だ。業界では「まだまだ業界全体としては伸びる余地があるのではないか」(ドラッグストア首脳)という見方も根強い。  ところが、競合先のコンビニエンスストアはまったく異なる見方を示す。大手コンビニ幹部はこう強調した。 「ドラッグストアは増え過ぎではないか」

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