技術革新と製薬企業の明日
コロナワクチンは接種すべきか
第123回 提示する5つの課題から判断を
宮田総研代表取締役 宮田満
2020年12月15日号
英国からのワクチン大規模接種のニュースで、「ワクチンを打つべきか?」と、迷っておられる読者も多いだろう。今回は新型コロナワクチンに残る5つの課題を皆さんに提示し、ワクチン接種の決断の一助にしたい。
一言で言えば、ワクチンはまずどれだけ感染の可能性があり、重症化するリスクがあるか、個人がそれぞれ慎重に判断して接種すべきだ。現在のワクチンは緊急使用に過ぎず、60%以上の国民に接種して集団免疫をつけるワクチンではない。今後2年から3年かけて、集団免疫用の安全性が担保されたワクチン、できれば国産のワクチンの開発を急ぐ必要がある。新型コロナ制圧の闘いは、最低3年は必要な長期戦、ワクチンができたからといってぬか喜びしてはならない。
英国からのワクチン大規模接種のニュースで、「ワクチンを打つべきか?」と、迷っておられる読者も多いだろう。今回は新型コロナワクチンに残る5つの課題を皆さんに提示し、ワクチン接種の決断の一助にしたい。
一言で言えば、ワクチンはまずどれだけ感染の可能性があり、重症化するリスクがあるか、個人がそれぞれ慎重に判断して接種すべきだ。現在のワクチンは緊急使用に過ぎず、60%以上の国民に接種して集団免疫をつけるワクチンではない。今後2年から3年かけて、集団免疫用の安全性が担保されたワクチン、できれば国産のワクチンの開発を急ぐ必要がある。新型コロナ制圧の闘いは、最低3年は必要な長期戦、ワクチンができたからといってぬか喜びしてはならない。
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