医薬経済オンライン

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激動の時代の製薬企業 その戦略と事業価値

JCRファーマ 希少疾病領域で世界企業めざす

バイオ製薬技術で高い評価

2020年12月15日号

 30年をターゲットとしたJCRファーマの経営ビジョンは、グローバルで存在感のある研究開発型企業をめざすとし、その企業像を希少疾病領域におけるグローバルスペシャリティファーマと打ち立てている。現在の企業活動は、この目標に向かって着実な歩みをみせている。製薬企業としては小粒だが、注目度を増している。  今年7月、英アストラゼネカはオックスフォード大学と開発中の新型コロナウイルスワクチンに関し、日本政府と供給契約を結んだ。同時に安定供給に向けて、国内原液製造でJCRと提携することを明らかにした。バイオ医薬品の高度の製造技術が評価されたのだ。新ワクチンは有効性が確認され、実用化は目前にある。  30年をターゲットとしたJCRファーマの経営ビジョンは、グローバルで存在感のある研究開発型企業をめざすとし、その企業像を希少疾病領域におけるグローバルスペシャリティファーマと打ち立てている。現在の企業活動は、この目標に向かって着実な歩みをみせている。製薬企業としては小粒だが、注目度を増している。  今年7月、英アストラゼネカはオックスフォード大学と開発中の新型コロナウイルスワクチンに関し、日本政府と供給契約を結んだ。同時に安定供給に向けて、国内原液製造でJCRと提携することを明らかにした。バイオ医薬品の高度の製造技術が評価されたのだ。新ワクチンは有効性が確認され、実用化は目前にある。

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