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2021年1月1日号
コロナ禍で大手製薬の「大型買収」相次ぐ
新型コロナウイルス感染症(COVID―19)一色だった20年だが、後半は大手製薬による10億ドルを超えた大型買収が相次いだ。希少疾患やアンメットニーズを満たす新薬候補の取得に力を入れている。
英アストラゼネカは米アレクシオン・ファーマシューティカルズの買収を発表した。同社最大の買収案件で、価格は約390億ドル。買収に伴い、ボストンに希少病研究ユニットを開設する。アレクシオンの経営陣が同ユニットを管理していくという。
アレクシオンの19年売上高は約50億ドルで、前年比21%増となった。同社は投資家に対し、25年までに年商100億ドルに達するとの予測を示していた。抗補体(C5)モノクローナル抗体「ソリリス」は、20年第3四半期までの売上高が30億ドルと好調で、第2世代となる「ユルトミリス」も上市し...
コロナ禍で大手製薬の「大型買収」相次ぐ
新型コロナウイルス感染症(COVID―19)一色だった20年だが、後半は大手製薬による10億ドルを超えた大型買収が相次いだ。希少疾患やアンメットニーズを満たす新薬候補の取得に力を入れている。
英アストラゼネカは米アレクシオン・ファーマシューティカルズの買収を発表した。同社最大の買収案件で、価格は約390億ドル。買収に伴い、ボストンに希少病研究ユニットを開設する。アレクシオンの経営陣が同ユニットを管理していくという。
アレクシオンの19年売上高は約50億ドルで、前年比21%増となった。同社は投資家に対し、25年までに年商100億ドルに達するとの予測を示していた。抗補体(C5)モノクローナル抗体「ソリリス」は、20年第3四半期までの売上高が30億ドルと好調で、第2世代となる「ユルトミリス」も上市して
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