現場が望む社会保障制度
医師確保計画の先行きを占う(下)
第68回
ニッセイ基礎研究所主任研究員 三原 岳
2021年1月1日号
今回は昨年12月1日号に続き、都道府県が策定した「医師確保計画」の先行きを占う。前回は医師確保計画の概要を考察するととともに、民間中心の提供体制の下、都道府県が医師の教育課程から関わる点を重視している点を紹介した。今回は、医師確保計画が病床機能再編をめざす「地域医療構想」、医師の長期間残業是正を図る「医師の働き方改革」と並べるかたちで、「三位一体改革」のひとつに位置付けられている点を見つつ、国と都道府県の温度差を論じる。
今回は昨年12月1日号に続き、都道府県が策定した「医師確保計画」の先行きを占う。前回は医師確保計画の概要を考察するととともに、民間中心の提供体制の下、都道府県が医師の教育課程から関わる点を重視している点を紹介した。今回は、医師確保計画が病床機能再編をめざす「地域医療構想」、医師の長期間残業是正を図る「医師の働き方改革」と並べるかたちで、「三位一体改革」のひとつに位置付けられている点を見つつ、国と都道府県の温度差を論じる。
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