受験シーズンも人手不足に「拍車」
新型コロナウイルス感染への差別と葛藤
2021年1月1日号
新型コロナウイルス感染症(COVID―19)が猛威を振るっている。日本では新規陽性者数が3000人を超え、過去最高を更新している。重症の入院患者数も増え続けるなか、対応病床数の逼迫や医師や看護師、薬剤師の不足は深刻だ。旭川市や大阪府は自衛隊に看護師派遣を要請した。情報提供活動が再び停滞する医療・医薬品業界の状況も深刻である。 政府や自治体は年末年始の外出自粛を繰り返し要請しているが、今後の感染動向に関しては専門医からは悲観的な見通しが相次いで出されている。 そんななか、受験生が家族にいる医療従事者や医薬品業界社員が、1月以降の受験シーズンを控え、子どもがCOVID―19に罹患し受験ができなくなる事態に陥るのではないかとの不安に苛まれる日々に陥っている。 感染拡大の兆候が見え出した10月下旬から、診療所や調剤薬局で勤務するパート従業員が、子どもの受験を理由に職...
新型コロナウイルス感染症(COVID―19)が猛威を振るっている。日本では新規陽性者数が3000人を超え、過去最高を更新している。重症の入院患者数も増え続けるなか、対応病床数の逼迫や医師や看護師、薬剤師の不足は深刻だ。旭川市や大阪府は自衛隊に看護師派遣を要請した。情報提供活動が再び停滞する医療・医薬品業界の状況も深刻である。 政府や自治体は年末年始の外出自粛を繰り返し要請しているが、今後の感染動向に関しては専門医からは悲観的な見通しが相次いで出されている。 そんななか、受験生が家族にいる医療従事者や医薬品業界社員が、1月以降の受験シーズンを控え、子どもがCOVID―19に罹患し受験ができなくなる事態に陥るのではないかとの不安に苛まれる日々に陥っている。 感染拡大の兆候が見え出した10月下旬から、診療所や調剤薬局で勤務するパート従業員が、子どもの受験を理由に職場
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