平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜
コロナ禍での自衛隊看護師派遣②
第116回
琉球大学医学部非常勤講師 照井資規
2021年1月15日号
新型コロナウイルス感染症の大流行が世界的規模で進行して、1年が経つ。ウイルスは低温のほうが増殖しやすいという性質を持っており、いまは新型コロナウイルスが感染拡大している最中で迎える初の冬であるから、ここで確実な対策を講じなければならない。
しかし、日本に限らず欧米でも人為的に長期化させている面も散見されるため、コロナ禍に関連する問題、また収束後に訪れる危機にも備えなければならない。
表1にあるように、新型コロナウイルスの特徴に着目し、生物兵器に転用する研究は国際的な競争となっていることは当然であるし、人類の歴史において開発された兵器で使用されなかったものはないことは、歴史上の恐るべき証明だ。故に感染症対策は、国家安全保障の観点から講じる必要がある。
社会的な面でも「給付金」「補助金」、...
新型コロナウイルス感染症の大流行が世界的規模で進行して、1年が経つ。ウイルスは低温のほうが増殖しやすいという性質を持っており、いまは新型コロナウイルスが感染拡大している最中で迎える初の冬であるから、ここで確実な対策を講じなければならない。
しかし、日本に限らず欧米でも人為的に長期化させている面も散見されるため、コロナ禍に関連する問題、また収束後に訪れる危機にも備えなければならない。
表1にあるように、新型コロナウイルスの特徴に着目し、生物兵器に転用する研究は国際的な競争となっていることは当然であるし、人類の歴史において開発された兵器で使用されなかったものはないことは、歴史上の恐るべき証明だ。故に感染症対策は、国家安全保障の観点から講じる必要がある。
社会的な面でも「給付金」「補助金」、マイ
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