医薬経済オンライン

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有事と平時が仕分け困難な22年度改定

コロナ関連点数より、現場が望む「あの増点」

2021年2月1日号

「戦後最大の危機なのに、平時の議論に持ち込もうとしている」  ある病院団体の幹部は、厚生労働省の姿勢に首を傾げる。新型コロナウイルスの感染拡大という未知の脅威に直面し、医療現場は終わりの見えない消耗戦を強いられている。ところが、厚労省は平時とほとんど変わらない手法を用い、マイナーチェンジだけで、22年度の診療報酬改定を行おうとしているというのだ。 「戦後最大の危機なのに、平時の議論に持ち込もうとしている」  ある病院団体の幹部は、厚生労働省の姿勢に首を傾げる。新型コロナウイルスの感染拡大という未知の脅威に直面し、医療現場は終わりの見えない消耗戦を強いられている。ところが、厚労省は平時とほとんど変わらない手法を用い、マイナーチェンジだけで、22年度の診療報酬改定を行おうとしているというのだ。

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