龍角散「裁判」は長期化の様相
解雇理由を追加、中国進出計画も争点に
2021年2月1日号
騒動は続く
19年6月に始まった龍角散が訴えられた裁判が泥沼化している。原告である元法務部長(女性・50歳代)は会社から不当に解雇されたとして、東京地裁に地位確認と解雇後の賃金の支払いを求めて提訴。この裁判では藤井隆太社長の「セクハラ」疑惑が持ち上がり、会社側は真っ向から否定している。労働裁判は概ね1年半ほどで終わるとされるが、この裁判はいまだに証人尋問すら開かれていない状況だ。
訴状によると、18年12月に開かれた社内の忘年会で、藤井社長が近くに座っていた契約社員(女性、40歳代)に「首筋が色っぽい」「君が大好きなんだよ」などと語りかけ、手や背中をさすったり、一方的に抱きついたりしたという。元部長はその忘年会に参加していなかったが、同席者から一部始終を聞いていた。
元部長からすれば藤井社長によるセクハラ行...
騒動は続く
19年6月に始まった龍角散が訴えられた裁判が泥沼化している。原告である元法務部長(女性・50歳代)は会社から不当に解雇されたとして、東京地裁に地位確認と解雇後の賃金の支払いを求めて提訴。この裁判では藤井隆太社長の「セクハラ」疑惑が持ち上がり、会社側は真っ向から否定している。労働裁判は概ね1年半ほどで終わるとされるが、この裁判はいまだに証人尋問すら開かれていない状況だ。
訴状によると、18年12月に開かれた社内の忘年会で、藤井社長が近くに座っていた契約社員(女性、40歳代)に「首筋が色っぽい」「君が大好きなんだよ」などと語りかけ、手や背中をさすったり、一方的に抱きついたりしたという。元部長はその忘年会に参加していなかったが、同席者から一部始終を聞いていた。
元部長からすれば藤井社長によるセクハラ行為
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