医薬経済オンライン

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看護学者から見た個別化医療とグローバリズム

「意外性」の尊重と「搾取」という悪手 自分自身の経験から振り返る指導と教育

第42回

大阪大学大学院医学系研究科/公益財団法人浅香山病院  山川みやえ

2021年2月1日号

最初の講義は緊張で震えた  21年最初の1月1日号の締め切りは20年12月。だが、私には正月番組の収録のように、新年のそれっぽいことを想像して書くような器用さはない。なので2月1日号が私にとっての新年号であり、1月20日に執筆した。ところで、この連載はいつまで続くのだろう。紙面をもらって好き勝手に書けるのだから、よい境遇と感謝し、文字を紡いでいこう。そう言いつつ、締め切りの前日は原稿を書いている夢を見るという繊細な人間なので、気がかりなことは多く、常にビクビクして生きている。  目下最大の心配のタネは実習だ。案の定、年明け最初の看護実習も中止になってしまい、オンライン実習を継続中である。オンラインになると、病院にいる時間を研究室内で過ごすので、自分の仕事ができる時間が増える。少しラッキーと思う気持ちもあるが、学生のことを考え... 最初の講義は緊張で震えた  21年最初の1月1日号の締め切りは20年12月。だが、私には正月番組の収録のように、新年のそれっぽいことを想像して書くような器用さはない。なので2月1日号が私にとっての新年号であり、1月20日に執筆した。ところで、この連載はいつまで続くのだろう。紙面をもらって好き勝手に書けるのだから、よい境遇と感謝し、文字を紡いでいこう。そう言いつつ、締め切りの前日は原稿を書いている夢を見るという繊細な人間なので、気がかりなことは多く、常にビクビクして生きている。  目下最大の心配のタネは実習だ。案の定、年明け最初の看護実習も中止になってしまい、オンライン実習を継続中である。オンラインになると、病院にいる時間を研究室内で過ごすので、自分の仕事ができる時間が増える。少しラッキーと思う気持ちもあるが、学生のことを考える

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