医薬経済オンライン

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製薬企業の次世代経営戦略

製薬企業こそ率先した取り組みを―慶大・駒村教授に聞く

SDGs(Sustainable Development Goals)とソーシャルコミュニケーションの体得 第6回 

熊田梨恵

2021年2月15日号

【前回まで】新型コロナウイルスの感染拡大で、医療者と市民の医療情報の非対称がより顕著となった。そんななかで製薬企業に求められているのは、SDGs(持続可能な開発目標)やESG(企業の組成要素としての環境・社会・ガバナンス、連載4回参照)なども後押しにさまざまなステークホルダーと交流し、ソーシャルコミュニケーションを行うことで、将来の市場を創出する努力だと伝えた。さらに、いま何が問われているのか。この分野の第一人者であり、国の社会保障制度設計にも長く関わってきた、慶應義塾大学の駒村康平教授に話を聞いた。今回は前編をお送りする。 ──コロナ禍は積年の課題である医療情報の非対称を改めて照射しました。 駒村 医薬品や医療サービスは、「情報の非対称性」、「不確実性」の塊のようなもので、十分な知識や情報がない市民・患者はコミュニケ... 【前回まで】新型コロナウイルスの感染拡大で、医療者と市民の医療情報の非対称がより顕著となった。そんななかで製薬企業に求められているのは、SDGs(持続可能な開発目標)やESG(企業の組成要素としての環境・社会・ガバナンス、連載4回参照)なども後押しにさまざまなステークホルダーと交流し、ソーシャルコミュニケーションを行うことで、将来の市場を創出する努力だと伝えた。さらに、いま何が問われているのか。この分野の第一人者であり、国の社会保障制度設計にも長く関わってきた、慶應義塾大学の駒村康平教授に話を聞いた。今回は前編をお送りする。 ──コロナ禍は積年の課題である医療情報の非対称を改めて照射しました。 駒村 医薬品や医療サービスは、「情報の非対称性」、「不確実性」の塊のようなもので、十分な知識や情報がない市民・患者はコミュニケーシ

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