医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

流通市場はOTC薬「規制緩和」に照準

ドンキが低価格で販売開始、コンビニも虎視眈々

2021年3月1日号

「コンビニエンスストアでのOTC薬販売は本当に悲願に近いものがある」  あるコンビニチェーンの幹部はこう話すが、その悲願がようやく実現する可能性が高まっている。昨年10月21日に開かれた規制改革推進会議で河野太郎行政改革担当相が薬局やドラッグストアなどで「薬剤師が対応して説明するケースがどれくらいあるのか。どの程度ニーズがあるのかを把握する必要がある」と発言。改革の流れが一気に進みそうだからだ。  ドラッグストアなどで薬剤師や登録販売者を含め店舗従業員に症状などを相談し、どんな商品がいいのかと意見を求めると多くの場合がテレビなどでバンバン宣伝しているような商品ではなく、何となく知名度が高くないメーカーのOTC薬を出してきたりする。  それはもちろん主観かもしれないが、ドラッグストア側が勧めたい商品のほうがナショナル... 「コンビニエンスストアでのOTC薬販売は本当に悲願に近いものがある」  あるコンビニチェーンの幹部はこう話すが、その悲願がようやく実現する可能性が高まっている。昨年10月21日に開かれた規制改革推進会議で河野太郎行政改革担当相が薬局やドラッグストアなどで「薬剤師が対応して説明するケースがどれくらいあるのか。どの程度ニーズがあるのかを把握する必要がある」と発言。改革の流れが一気に進みそうだからだ。  ドラッグストアなどで薬剤師や登録販売者を含め店舗従業員に症状などを相談し、どんな商品がいいのかと意見を求めると多くの場合がテレビなどでバンバン宣伝しているような商品ではなく、何となく知名度が高くないメーカーのOTC薬を出してきたりする。  それはもちろん主観かもしれないが、ドラッグストア側が勧めたい商品のほうがナショナルブ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence