Pharmacoeconomics ━療法の価値━
ペムブロリズマブ肝細胞がん2次療法の不満
第71回 免疫チェック·ポイント製剤の展開(❶②)
2021年3月1日号
▽進行した肝細胞がん(HCC)は発見の遅れも手伝って、難治性の腫瘍の代表格である
▽適応拡大された免疫療法はマルチキナーゼ阻害薬の有効性、安全性を改善したが、なお足りない
▽ソラフェニブ後のペムブロリズマブ2次療法は最高の支援ケア比で費用効果的になれない
【出典】
Chi-Leung Chiang, et al., Cost-effectiveness of pembrolizumab as a second-line therapy for hepatocellular carcinoma, JAMA Open Network 2021年1月
2010年代のがん医療の前進に多大な貢献をした免疫チェックポイント阻害剤。しかし、肝細胞がん(HCC)適応に限ると、最高の支援ケア(+プラセボ)と比べた「ペムブロリズマブ」2次療法(注①)、分子標的薬「ソラフェニブ」に対する「ニボルマブ」1次療法(注②)は、ともに臨床試験が示したパフォーマンスには不満が残る結果となった。
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▽進行した肝細胞がん(HCC)は発見の遅れも手伝って、難治性の腫瘍の代表格である
▽適応拡大された免疫療法はマルチキナーゼ阻害薬の有効性、安全性を改善したが、なお足りない
▽ソラフェニブ後のペムブロリズマブ2次療法は最高の支援ケア比で費用効果的になれない
【出典】
Chi-Leung Chiang, et al., Cost-effectiveness of pembrolizumab as a second-line therapy for hepatocellular carcinoma, JAMA Open Network 2021年1月
2010年代のがん医療の前進に多大な貢献をした免疫チェックポイント阻害剤。しかし、肝細胞がん(HCC)適応に限ると、最高の支援ケア(+プラセボ)と比べた「ペムブロリズマブ」2次療法(注①)、分子標的薬「ソラフェニブ」に対する「ニボルマブ」1次療法(注②)は、ともに臨床試験が示したパフォーマンスには不満が残る結果となった。
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