鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜
「自粛せよ」と言う専門家や医師会に観てほしい「痛くない死に方」
第129回
鳥集徹
2021年3月1日号
2月20日、在宅医として著名な長尾和宏さんの著書『痛い在宅医』『痛くない死に方』(ブックマン社)を原作とした映画『痛くない死に方』を都内の映画館で観た。
公開初日だったので、上映の前に、長尾さんと監督の高橋伴明さん、主演の柄本佑さん、奥田瑛二さん、宇崎竜童さんが舞台挨拶に並んだ。嬉しかったのは、フリーアナウンサーの笠井信輔さんが司会を務めていたことだ。悪性リンパ腫の厳しい治療を乗り越えて、仕事復帰した姿に感動を覚えた。
映画は、在宅医になった若手医師・河田仁(役・柄本さん)の失敗と成長を軸に、死を敗北と捉える現代医療の問題点や終末期医療のあり方を問う内容となっている。先輩医師役の奥田さんや末期患者役の宇崎さんから、長尾さんの著作をベースにした「名言」が次々と出てくるのも楽しい。ぜひ多くの人に観てもらいたい。
...
2月20日、在宅医として著名な長尾和宏さんの著書『痛い在宅医』『痛くない死に方』(ブックマン社)を原作とした映画『痛くない死に方』を都内の映画館で観た。
公開初日だったので、上映の前に、長尾さんと監督の高橋伴明さん、主演の柄本佑さん、奥田瑛二さん、宇崎竜童さんが舞台挨拶に並んだ。嬉しかったのは、フリーアナウンサーの笠井信輔さんが司会を務めていたことだ。悪性リンパ腫の厳しい治療を乗り越えて、仕事復帰した姿に感動を覚えた。
映画は、在宅医になった若手医師・河田仁(役・柄本さん)の失敗と成長を軸に、死を敗北と捉える現代医療の問題点や終末期医療のあり方を問う内容となっている。先輩医師役の奥田さんや末期患者役の宇崎さんから、長尾さんの著作をベースにした「名言」が次々と出てくるのも楽しい。ぜひ多くの人に観てもらいたい。
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録