想定外だった富山県の行政処分
「真摯に対応してきた」日医工・田村社長の胸中
2021年3月15日号
謝罪会見としては、異例の「オンライン開催」だったが、言葉を選んでいる様子はその「口ぶり」から伝わってきた。
「今回の行政処分に関しては、想定外というわけではなく、不確定な部分が実現してしまったという捉え方をしている」
こう吐露したのは、日医工の田村友一社長だ。富山第一工場で適切な製造管理や品質管理がされていなかったことなどから、3月3日午後3時に富山県から約1ヵ月間の業務停止処分が下された。急きょ午後5時に会見が組まれたが、新型コロナウイルス禍を理由に、カメラに向かって頭を下げた。
田村社長といえば、業界内では歯に衣着せぬ物言いで知られている。会見では、ひとり質問を続ける記者に「長い」と叱りつけたことがある。別の会見では、昨年4月から続く自主回収に関する問いかけが一段落したときに「やっと回収...
謝罪会見としては、異例の「オンライン開催」だったが、言葉を選んでいる様子はその「口ぶり」から伝わってきた。
「今回の行政処分に関しては、想定外というわけではなく、不確定な部分が実現してしまったという捉え方をしている」
こう吐露したのは、日医工の田村友一社長だ。富山第一工場で適切な製造管理や品質管理がされていなかったことなどから、3月3日午後3時に富山県から約1ヵ月間の業務停止処分が下された。急きょ午後5時に会見が組まれたが、新型コロナウイルス禍を理由に、カメラに向かって頭を下げた。
田村社長といえば、業界内では歯に衣着せぬ物言いで知られている。会見では、ひとり質問を続ける記者に「長い」と叱りつけたことがある。別の会見では、昨年4月から続く自主回収に関する問いかけが一段落したときに「やっと回収以外
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