マツキヨココカラが迫られる「構造転換」
「化粧品」で謳歌は過去のビジネスモデルか
2021年3月15日号
左からマツキヨHD松本清雄社長、松本南海雄会長、ココカラ塚本社長
マツモトキヨシホールディングスとココカラファインは2月26日、10月1日の経営統合契約を結んだと発表した。これを受けて週明け3月1日の東京株式市場では前週末に大きく売られた反動もあり反発、マツキヨHDの株価も統合契約の発表を受け前日比で一時14%高となった。
これまでドラッグストア株が新型コロナウイルス禍のマスク特需や巣ごもり需要特需で買われ大きく伸びてきたなか、化粧品の売上高が多く、既存店が振るわなかったマツキヨHDの株価は忘れさられてきた感もあった。だが、統合後の新社名「マツキヨココカラ&カンパニー」への期待が先行した。
2月26日の記者会見では統合効果が大きいことをアピールし、統合から5年後の26年3月期にはグループ売上高1兆5000億円、営業利益率7....
左からマツキヨHD松本清雄社長、松本南海雄会長、ココカラ塚本社長
マツモトキヨシホールディングスとココカラファインは2月26日、10月1日の経営統合契約を結んだと発表した。これを受けて週明け3月1日の東京株式市場では前週末に大きく売られた反動もあり反発、マツキヨHDの株価も統合契約の発表を受け前日比で一時14%高となった。
これまでドラッグストア株が新型コロナウイルス禍のマスク特需や巣ごもり需要特需で買われ大きく伸びてきたなか、化粧品の売上高が多く、既存店が振るわなかったマツキヨHDの株価は忘れさられてきた感もあった。だが、統合後の新社名「マツキヨココカラ&カンパニー」への期待が先行した。
2月26日の記者会見では統合効果が大きいことをアピールし、統合から5年後の26年3月期にはグループ売上高1兆5000億円、営業利益率7.0%
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録