医薬経済オンライン

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製薬業界と自民党の「相互不信」

展望なき献金1割減と支援議員見直し

2021年4月1日号

 3月18日、自民党の社会保障制度調査会「創薬力の強化育成に関するプロジェクトチーム(PT)」で、医系議員のひとりが、製薬業界幹部に躊躇なく怒りをぶつけた。 「薬価(中間年)改定の大詰めを迎えた際(の20年12月)、皆様方の働き掛けが一切なかった。どういう根回しをされたのか。トップ(菅義偉首相)が薬価改定に強い思いを持っていることは明らかだったのに……。怒りを覚える」  さらに、事後についても鬱憤が口を衝いて出る。 「その後、(21年)1~3月でもちゃんと皆様にお会いしたのは、今日が初めてだ。もっと国会議員を大事にしていただかないと、改革は進まない」  その日のPTには、日本製薬団体連合会の手代木功会長や、日本製薬工業協会の中山讓治会長らが出席。業界として、今後の創薬力強化に向けた支援を要請してい...  3月18日、自民党の社会保障制度調査会「創薬力の強化育成に関するプロジェクトチーム(PT)」で、医系議員のひとりが、製薬業界幹部に躊躇なく怒りをぶつけた。 「薬価(中間年)改定の大詰めを迎えた際(の20年12月)、皆様方の働き掛けが一切なかった。どういう根回しをされたのか。トップ(菅義偉首相)が薬価改定に強い思いを持っていることは明らかだったのに……。怒りを覚える」  さらに、事後についても鬱憤が口を衝いて出る。 「その後、(21年)1~3月でもちゃんと皆様にお会いしたのは、今日が初めてだ。もっと国会議員を大事にしていただかないと、改革は進まない」  その日のPTには、日本製薬団体連合会の手代木功会長や、日本製薬工業協会の中山讓治会長らが出席。業界として、今後の創薬力強化に向けた支援を要請していた。

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