「印象薄き」アステラスのなぜ
堅実なのに株式市場が反応せず
2021年4月1日号
原因はどこにある
武田薬品がいわゆる“青い眼”の経営陣に簒奪されたいま、第一三共と並んで内資の双璧となることを「期待」されているアステラス製薬が、このところ冴えない。株価は18年9月に2056円の上場来最高値(分割後)を付けて以降、日経平均株価が3万円前後まで上昇する昨今においても、一度も2000円の大台を超えていない。
2月7日に1987円まで高騰する瞬間はあったものの、その後は再び失速して20年度末を迎えようとしている。2月19日に閉経後のホットフラッシュ等に対する経口非ホルモン治療薬として開発中の「フェゾリネタント」が第Ⅲ相試験で好成績を収めたことが発表され、翌3月11日には、米シアトル・ジェネティクスと共同開発した抗体薬物複合体(ADC)の尿路上皮がん治療薬「エンホルツマブベドチン(米国製品名=パドセブ)」に関し国内承認申請に漕ぎ...
原因はどこにある
武田薬品がいわゆる“青い眼”の経営陣に簒奪されたいま、第一三共と並んで内資の双璧となることを「期待」されているアステラス製薬が、このところ冴えない。株価は18年9月に2056円の上場来最高値(分割後)を付けて以降、日経平均株価が3万円前後まで上昇する昨今においても、一度も2000円の大台を超えていない。
2月7日に1987円まで高騰する瞬間はあったものの、その後は再び失速して20年度末を迎えようとしている。2月19日に閉経後のホットフラッシュ等に対する経口非ホルモン治療薬として開発中の「フェゾリネタント」が第Ⅲ相試験で好成績を収めたことが発表され、翌3月11日には、米シアトル・ジェネティクスと共同開発した抗体薬物複合体(ADC)の尿路上皮がん治療薬「エンホルツマブベドチン(米国製品名=パドセブ)」に関し国内承認申請に漕ぎ付け
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