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時感/編集後記

時感/編集後記

2021年4月1日号

時感 都薬会長の怒髪天  東京都薬剤師会の永田泰造会長が怒っている。後発品メーカーの相次ぐ不祥事に対してだ。とくに、大手に位置する日医工への急先鋒振りは他の関係者を引き離す。  それは日医工による一連の問題に端を発する。連続した自主回収、GMP違反、さらには出荷時に不適合となった錠剤を砕き再製造していたという驚愕の実態、業務停止処分への対応が田村友一社長への減俸程度だったということ。諸々に対して「どのように物事を考えているのか、本当に腹が立つ」と言い切り「減給で済むと思っているのか」と収まらない。「理念、倫理観が非常に酷い」と続け「信用していない後発品は使うわけにはいかない」などと打ち出した。  その結果が都薬会員へのアンケート調査だった。3月27日の臨時総会で速報値を公表。  日医工製品への対応... 時感 都薬会長の怒髪天  東京都薬剤師会の永田泰造会長が怒っている。後発品メーカーの相次ぐ不祥事に対してだ。とくに、大手に位置する日医工への急先鋒振りは他の関係者を引き離す。  それは日医工による一連の問題に端を発する。連続した自主回収、GMP違反、さらには出荷時に不適合となった錠剤を砕き再製造していたという驚愕の実態、業務停止処分への対応が田村友一社長への減俸程度だったということ。諸々に対して「どのように物事を考えているのか、本当に腹が立つ」と言い切り「減給で済むと思っているのか」と収まらない。「理念、倫理観が非常に酷い」と続け「信用していない後発品は使うわけにはいかない」などと打ち出した。  その結果が都薬会員へのアンケート調査だった。3月27日の臨時総会で速報値を公表。  日医工製品への対応につ

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