「5割超え」神戸の変異株ショック
HIV、結核、豚インフルなどを乗り切る西の玄関口
神戸市議会議員・元国会議員政策秘書 岡田裕二
2021年4月1日号
「とくに神戸市において変異株感染の割合が高い」
3月2日、西村康稔コロナ対策担当相が早朝の記者会見で漏らした一言が、神戸市を大きく揺さぶった。「神戸市で変異株急増」「5割超え」という見出しとともに、各メディアが一斉に喧伝。翌3日の神戸市議会健康局審議に、トップバッターで登壇した私は健康局長に対し、「『神戸で変異株急増・5割超え』が独り歩きするのはいかがなものか」と釘を刺し、「全力で風評被害対策を」と呼び掛けた。
3月5日から11日までの7日間に新型コロナウイルスに感染した105人分の検体を調べたところ、58人分(55.2%)から感染力が強いとされる英国由来の変異株が見つかった。うち48人は過去に市内で判明した変異株感染者の濃厚接触者だが、それ以外の10人は感染経路自体が不明である。
すでに過去の検体2人分から、ワクチンの効...
「とくに神戸市において変異株感染の割合が高い」
3月2日、西村康稔コロナ対策担当相が早朝の記者会見で漏らした一言が、神戸市を大きく揺さぶった。「神戸市で変異株急増」「5割超え」という見出しとともに、各メディアが一斉に喧伝。翌3日の神戸市議会健康局審議に、トップバッターで登壇した私は健康局長に対し、「『神戸で変異株急増・5割超え』が独り歩きするのはいかがなものか」と釘を刺し、「全力で風評被害対策を」と呼び掛けた。
3月5日から11日までの7日間に新型コロナウイルスに感染した105人分の検体を調べたところ、58人分(55.2%)から感染力が強いとされる英国由来の変異株が見つかった。うち48人は過去に市内で判明した変異株感染者の濃厚接触者だが、それ以外の10人は感染経路自体が不明である。
すでに過去の検体2人分から、ワクチンの効果
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