医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜

中国ワクチン外交と自衛隊

第122回

琉球大学医学部非常勤講師  照井資規

2021年4月15日号

「新型コロナウイルス禍は、対策の段階から利用の時期に入った」  政策、外交、軍事、経済のあらゆる面で、その兆候が顕著に現われている。にもかかわらず、4月中旬になっても自衛官全員のワクチン接種が完了しておらず、現在も個々の隊員が在宅勤務と、全員が同時に勤務しない変則勤務を続けていることは、国家防衛上最大の危機に備えられていない証左だ。  本来は他国軍隊のようにコロナ禍に乗じた侵略に備え、国土防衛の方針を立て、構想を練り、作戦を立案し、訓練しなければならない。指数関数的に技術の融合が起きている現在、ワクチンは1年足らずで実用化されるようになった。  報道される「事実」や世の中に溢れる情報はすべて「商品」であり、誰かが得をするように必ずバイアスがかけられている。真実を知りたければ「お金の流れ」を追うことだ。例えば... 「新型コロナウイルス禍は、対策の段階から利用の時期に入った」  政策、外交、軍事、経済のあらゆる面で、その兆候が顕著に現われている。にもかかわらず、4月中旬になっても自衛官全員のワクチン接種が完了しておらず、現在も個々の隊員が在宅勤務と、全員が同時に勤務しない変則勤務を続けていることは、国家防衛上最大の危機に備えられていない証左だ。  本来は他国軍隊のようにコロナ禍に乗じた侵略に備え、国土防衛の方針を立て、構想を練り、作戦を立案し、訓練しなければならない。指数関数的に技術の融合が起きている現在、ワクチンは1年足らずで実用化されるようになった。  報道される「事実」や世の中に溢れる情報はすべて「商品」であり、誰かが得をするように必ずバイアスがかけられている。真実を知りたければ「お金の流れ」を追うことだ。例えば、

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence