医薬経済オンライン

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視界不良の費用対効果評価制度

「事例集積」優先がもたらす危うさ

2021年5月1日号

製薬業界から不満の声が続出  19年度から正式に運用された医薬品の費用対効果評価制度で、初の価格(薬価)調整事例が出た。  ノバルティスファーマのCAR―T細胞療法「キムリア」は約4.3%減、グラクソ・スミスクラインの慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「テリルジー100エリプタ」は約0.5%減となった(7月1日から適用)。これらの類似品目も同様の引き下げを受ける。  欧州系企業の品目が初の価格調整事例の対象となった。これに敏感に反応し、欧州製薬団体連合会(EFPIA)は4月20日に提言を公表した。強調したのは、企業と公的分析班による「分析前協議」について見直しが必要という点だ。 製薬業界から不満の声が続出  19年度から正式に運用された医薬品の費用対効果評価制度で、初の価格(薬価)調整事例が出た。  ノバルティスファーマのCAR―T細胞療法「キムリア」は約4.3%減、グラクソ・スミスクラインの慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「テリルジー100エリプタ」は約0.5%減となった(7月1日から適用)。これらの類似品目も同様の引き下げを受ける。  欧州系企業の品目が初の価格調整事例の対象となった。これに敏感に反応し、欧州製薬団体連合会(EFPIA)は4月20日に提言を公表した。強調したのは、企業と公的分析班による「分析前協議」について見直しが必要という点だ。

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