医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜

いまこそ自衛隊は訓練すべき

第123回

琉球大学医学部非常勤講師  照井資規

2021年5月1日号

 世界はパワーバランスの上に成り立っており、新型コロナウイルス禍とは他国からの侵略を招く「国防上の隙」そのものだ。感染拡大抑制の失策、ワクチンと治療薬開発の遅れ、ワクチン接種の遅延など、これらはすべて日本の歴史で国防上最大の危機を招いている。  現在の日本は決して平和な状態ではない。16年8月8日から「破壊措置命令」は持続的に命令を出しておく「常時発令」の状態となり、3ヵ月ごとに命令を更新させ効力を継続させている状態にある。  普通の国家であれば戦時体制が5年以上も続いていることになる。破壊措置命令とは弾道ミサイルの落下などにより、日本国内で重大な被害が生じる恐れがある事態に対処するため防衛相が出す命令で、自衛隊の部隊が日本領空または公海において、弾道ミサイルなどの迎撃を行うものだ。具体的には弾道ミサイルなどを破壊するも...  世界はパワーバランスの上に成り立っており、新型コロナウイルス禍とは他国からの侵略を招く「国防上の隙」そのものだ。感染拡大抑制の失策、ワクチンと治療薬開発の遅れ、ワクチン接種の遅延など、これらはすべて日本の歴史で国防上最大の危機を招いている。  現在の日本は決して平和な状態ではない。16年8月8日から「破壊措置命令」は持続的に命令を出しておく「常時発令」の状態となり、3ヵ月ごとに命令を更新させ効力を継続させている状態にある。  普通の国家であれば戦時体制が5年以上も続いていることになる。破壊措置命令とは弾道ミサイルの落下などにより、日本国内で重大な被害が生じる恐れがある事態に対処するため防衛相が出す命令で、自衛隊の部隊が日本領空または公海において、弾道ミサイルなどの迎撃を行うものだ。具体的には弾道ミサイルなどを破壊するもので

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence