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Pharmacoeconomics ━療法の価値━

インクリシラン−上市前から薬価圧力

第75回 脂質低減療法の新たな展開(❶②)

2021年5月1日号

▽インクリシランはPCSK9合成を妨げるRNA干渉薬(siRNA)でLDLコレステロールを半減する ▽臨床結果の改善は研究中で、民間の評価機関は当面、価格はPCSK9阻害剤との横並びを説く ▽しかし年2回の皮下注射で済み、年1回の心臓病予防療法の可能性が英NHSで企画されている 【出典】 Institute for Clinical and Economical Review (ICER) Final Report, Bempedoic acid and inclisiran for patients with heterozygous familial hypercholesterolemia and for secondary prevention of ASCVD : Effectiveness and value, 2021年3月2日  肝臓でPCSK9産出を妨げ、LDLコレステロールを下げるsmall interfering RNA(siRNA)新薬であるインクリシラン(ノバルティスの「レクヴィオ」)は、開発段階から経済的にけん制されていた。脂質を安全に50%下げる強力な効果はエボロクマブ(「レ... ▽インクリシランはPCSK9合成を妨げるRNA干渉薬(siRNA)でLDLコレステロールを半減する ▽臨床結果の改善は研究中で、民間の評価機関は当面、価格はPCSK9阻害剤との横並びを説く ▽しかし年2回の皮下注射で済み、年1回の心臓病予防療法の可能性が英NHSで企画されている 【出典】 Institute for Clinical and Economical Review (ICER) Final Report, Bempedoic acid and inclisiran for patients with heterozygous familial hypercholesterolemia and for secondary prevention of ASCVD : Effectiveness and value, 2021年3月2日  肝臓でPCSK9産出を妨げ、LDLコレステロールを下げるsmall interfering RNA(siRNA)新薬であるインクリシラン(ノバルティスの「レクヴィオ」)は、開発段階から経済的にけん制されていた。脂質を安全に50%下げる強力な効果はエボロクマブ(「レパー

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