医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

話題の焦点

肩こりは"叩く”から"揺する”へ

2021年5月1日号

 肩が“凝る”という表現を初めて使ったのはデスクワーカーの夏目漱石だという。外国にはこの言い方はなく、“首が固い”(スティフネック)がこれに相当するとか。 肩こりはテレワーク時代になってますます嫌味を増し、いまや在宅勤務者の何と9割超の人々が日夜苦悩に苛まれているとか。 テレワーカーの体調不良は年間約3兆円もの経済損失を生む。国民病としての存在感を強める状況にあるが、最近新しい対処法が見つかり、根治も夢ではなくなった。最新の知見で「ファシア」なる筋膜が重要な役割を果たしていることが判明、画期的治療法となった。 脂肪と筋肉の間にあるファシアをぐいと掴み、そのままふるふると軽く揺する、これまでのマッサージ法とはまったく違う。 叩くから揺する−−脳の誤学習を正しく認知変換することでぐんと楽になるという。いずれ広く一般化するであろうから、頑固な肩こりの...  肩が“凝る”という表現を初めて使ったのはデスクワーカーの夏目漱石だという。外国にはこの言い方はなく、“首が固い”(スティフネック)がこれに相当するとか。 肩こりはテレワーク時代になってますます嫌味を増し、いまや在宅勤務者の何と9割超の人々が日夜苦悩に苛まれているとか。 テレワーカーの体調不良は年間約3兆円もの経済損失を生む。国民病としての存在感を強める状況にあるが、最近新しい対処法が見つかり、根治も夢ではなくなった。最新の知見で「ファシア」なる筋膜が重要な役割を果たしていることが判明、画期的治療法となった。 脂肪と筋肉の間にあるファシアをぐいと掴み、そのままふるふると軽く揺する、これまでのマッサージ法とはまったく違う。 叩くから揺する−−脳の誤学習を正しく認知変換することでぐんと楽になるという。いずれ広く一般化するであろうから、頑固な肩こりの人に

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence