医薬経済オンライン

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日本の医療IT環境「激変」の号砲か

マイクロソフトが手にした「音声認識ソフト」の破壊力と課題

2021年5月1日号

 キュア・アップの禁煙治療用アプリ、アップルウォッチの心電図アプリなど、医師と患者をデジタルでつなぐ製品が日本でも相次いで登場している。新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、遠隔診療も事実上解禁されている。3度目の緊急事態宣言が発令され、病床が不足している大阪府では、自宅療養を余儀なくされている中等症の患者もいる。在宅医が酸素吸入器を患者宅に送り、スマートフォンを通じて様子を見るオンライン診療で対応しているのが現状だ。  現在、医療分野は「進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革する」ことを意味するデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れが加速している。  都内で800床の大病院の事務局長はこう話す。 「不謹慎な話だが、政府による新型コロナの対策が遅れれば遅れるほ...  キュア・アップの禁煙治療用アプリ、アップルウォッチの心電図アプリなど、医師と患者をデジタルでつなぐ製品が日本でも相次いで登場している。新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、遠隔診療も事実上解禁されている。3度目の緊急事態宣言が発令され、病床が不足している大阪府では、自宅療養を余儀なくされている中等症の患者もいる。在宅医が酸素吸入器を患者宅に送り、スマートフォンを通じて様子を見るオンライン診療で対応しているのが現状だ。  現在、医療分野は「進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革する」ことを意味するデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れが加速している。  都内で800床の大病院の事務局長はこう話す。 「不謹慎な話だが、政府による新型コロナの対策が遅れれば遅れるほどDX

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