医薬経済オンライン

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支払基金の“効率化”は不動産から

大量の保有資産、古すぎて売却へ

2021年5月15日号

 とにかくスリム化を求められている社会保険診療報酬支払基金が、今度は大量に保有する不動産を手放す。  これまでにも198棟あった職員向け宿舎のほとんどを売却してきたが、さらに全国各地で事務所として使ってきた「持ちビル」を土地ごと売却する計画だ。  売却計画は、支払基金の業務効率化の一環。現在は全国47都道府県に1ヵ所ずつ支部を置き、支払基金の職員や、非常勤で地元の医師などが働いている。  だが、近年の支払基金改革は、今まで都道府県で分散させていた業務を本部に集約化し、ムダをなくすという流れを打ち出している。これに伴い、人員や事務所といった物理面でも再編を実施。結果として、いま使っている事務所に「空きスペース」が生じる見込みだ。  何と支払基金の47支部は、土地も建物もすべて「自己所有」。職員がいなくな...  とにかくスリム化を求められている社会保険診療報酬支払基金が、今度は大量に保有する不動産を手放す。  これまでにも198棟あった職員向け宿舎のほとんどを売却してきたが、さらに全国各地で事務所として使ってきた「持ちビル」を土地ごと売却する計画だ。  売却計画は、支払基金の業務効率化の一環。現在は全国47都道府県に1ヵ所ずつ支部を置き、支払基金の職員や、非常勤で地元の医師などが働いている。  だが、近年の支払基金改革は、今まで都道府県で分散させていた業務を本部に集約化し、ムダをなくすという流れを打ち出している。これに伴い、人員や事務所といった物理面でも再編を実施。結果として、いま使っている事務所に「空きスペース」が生じる見込みだ。  何と支払基金の47支部は、土地も建物もすべて「自己所有」。職員がいなくなって

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