Dear Tomorrow 新しいヘルスケアマーケティング
ワクチン接種者の疲労は続く
第93回 日米ともに大切なのは「現実的なメリット」
ジョージメイスン大学大学院(バージニア州)パブリックヘルス専攻 堀玲子
2021年5月15日号
先日、米国のパブリックヘルス専攻の大学院生、バージニア州の保健局の担当者とZoomで意見交換する機会があった。ニュースでも報道されているように米国ではワクチンがすでに余っており、インドを中心とする新興国への輸出を検討する段階に入っている。人口の40%ですでに接種が済んでおり、最低週1回は大学内の体育館で本人以外でも家族友人などを連れてきて打てるようになっている。
ただ、ファイザー製かモデルナ製かの選択はできない。モデルナ製は多少、保存条件が緩いため、主に小規模の施設での接種に利用されているようだ。ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンも性別年齢の条件などがあるものの、4月23日以降、推奨枠に入っている。1回で済むため、ホームレスの人や移民などに接種されているといったことも報道されている。
米国でも日本と同じように約40%...
先日、米国のパブリックヘルス専攻の大学院生、バージニア州の保健局の担当者とZoomで意見交換する機会があった。ニュースでも報道されているように米国ではワクチンがすでに余っており、インドを中心とする新興国への輸出を検討する段階に入っている。人口の40%ですでに接種が済んでおり、最低週1回は大学内の体育館で本人以外でも家族友人などを連れてきて打てるようになっている。
ただ、ファイザー製かモデルナ製かの選択はできない。モデルナ製は多少、保存条件が緩いため、主に小規模の施設での接種に利用されているようだ。ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンも性別年齢の条件などがあるものの、4月23日以降、推奨枠に入っている。1回で済むため、ホームレスの人や移民などに接種されているといったことも報道されている。
米国でも日本と同じように約40%の
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