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Pharmacoeconomics ━療法の価値━

アデュカヌマブ−不確実な有効性が評価を制約

第77回 初めての疾患修飾型アルツハイマー薬の「適正」価格

2021年6月1日号

▽年間5万ドルが市場の予測だが、現時点の臨床的価値に見合う価格水準は2,500~8,300ドル▽失敗が続いたアルツハイマー病薬で初めて承認申請された疾患修正型製剤に厳しい値踏み▽民間技術評価機関がFDA承認判断1ヶ月前にアデュカヌマブの経済的評価(草案)を問いかけた 【出典】 Institute for Clinical Research and Economic Review, Aducanumab for Alzheimer’s disease : Effectiveness and value – Draft evidence report, Prepared for CTAF (California Technology Assessment Forum), 2021年5月5日  FDA(米国食品医薬品局)は、このレポートから1週間内にアルツハイマー病(AD)薬「アデュカヌマブ」の承認判断を下す予定である。バイオジェンとエーザイが共同開発した新薬は、2002年に登場した「メマンチン」以来のAD関連製剤、疾患修飾型製剤として初めて承認申請に漕ぎ着け... ▽年間5万ドルが市場の予測だが、現時点の臨床的価値に見合う価格水準は2,500~8,300ドル▽失敗が続いたアルツハイマー病薬で初めて承認申請された疾患修正型製剤に厳しい値踏み▽民間技術評価機関がFDA承認判断1ヶ月前にアデュカヌマブの経済的評価(草案)を問いかけた 【出典】 Institute for Clinical Research and Economic Review, Aducanumab for Alzheimer’s disease : Effectiveness and value – Draft evidence report, Prepared for CTAF (California Technology Assessment Forum), 2021年5月5日  FDA(米国食品医薬品局)は、このレポートから1週間内にアルツハイマー病(AD)薬「アデュカヌマブ」の承認判断を下す予定である。バイオジェンとエーザイが共同開発した新薬は、2002年に登場した「メマンチン」以来のAD関連製剤、疾患修飾型製剤として初めて承認申請に漕ぎ着けた

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