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2021年6月1日号

フォシーガ、コロナ治療で著しい有効性確認できず  米国心臓病学会は5月15~17日、学術集会を開催した。当初はアトランタでの現地集会とオンラインでのハイブリッド型開催を模索したが、昨年同様すべてオンラインとした。結果的に世界中の研究者が、300を超えるセッションと3000以上の電子アブストラクトにアクセスできる機会を得ることとなった。  米ヤンセンは「ザレルト」(日本製品名=イグザレルト)と「アスピリン」の併用療法が、アスピリン単独療法に比べ、下肢血管再建術後の末梢動脈疾患患者における重篤な心血管イベントを、過去のイベント発症回数にかかわらず減少させる効果を確認したと発表した。ザレルト2.5㎎1日2回、アスピリン100㎎1日1回の併用群とアスピリン単独群を比較した結果、併用群で初発の血管イベントが単独群に比べ15%低下した。また2年半のフォ... フォシーガ、コロナ治療で著しい有効性確認できず  米国心臓病学会は5月15~17日、学術集会を開催した。当初はアトランタでの現地集会とオンラインでのハイブリッド型開催を模索したが、昨年同様すべてオンラインとした。結果的に世界中の研究者が、300を超えるセッションと3000以上の電子アブストラクトにアクセスできる機会を得ることとなった。  米ヤンセンは「ザレルト」(日本製品名=イグザレルト)と「アスピリン」の併用療法が、アスピリン単独療法に比べ、下肢血管再建術後の末梢動脈疾患患者における重篤な心血管イベントを、過去のイベント発症回数にかかわらず減少させる効果を確認したと発表した。ザレルト2.5㎎1日2回、アスピリン100㎎1日1回の併用群とアスピリン単独群を比較した結果、併用群で初発の血管イベントが単独群に比べ15%低下した。また2年半のフォロ

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