医薬経済オンライン

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鬼門「骨太の方針」に竦む製薬業界

毎年改定で“痛撃”後に生じたロビー活動の変化

2021年6月15日号

「あの場で何か発言すると、製薬業界がパー(ティー)券を買ってくれるらしい」  与党国会議員の秘書の間で、そんな噂が出るのも頷ける。  あの場とは、自民党が正式な党内組織として3月に立ち上げた「創薬力の強化育成に関するプロジェクトチー(PT)」(座長=橋本岳衆院議員)のことだ。  このPTが発足したことを受け、製薬業界は「製薬産業政策に関する勉強会」(会長=衛藤晟一参院議員、通称・衛藤勉強会)のメンバーから、同PTのメンバーへと、ロビー活動の軸足を移した。  それは、政府「骨太の方針2021」策定を見据え、6月に集中的に行った、製薬業界の議員訪問先リストを見ればよくわかる。表のように40人余りに対し、改めて業界の意向を念押しするローラー作戦を実施した。  日本製薬... 「あの場で何か発言すると、製薬業界がパー(ティー)券を買ってくれるらしい」  与党国会議員の秘書の間で、そんな噂が出るのも頷ける。  あの場とは、自民党が正式な党内組織として3月に立ち上げた「創薬力の強化育成に関するプロジェクトチー(PT)」(座長=橋本岳衆院議員)のことだ。  このPTが発足したことを受け、製薬業界は「製薬産業政策に関する勉強会」(会長=衛藤晟一参院議員、通称・衛藤勉強会)のメンバーから、同PTのメンバーへと、ロビー活動の軸足を移した。  それは、政府「骨太の方針2021」策定を見据え、6月に集中的に行った、製薬業界の議員訪問先リストを見ればよくわかる。表のように40人余りに対し、改めて業界の意向を念押しするローラー作戦を実施した。  日本製薬団体

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